科学の鉄人2006は終了いたしました。

2006年科学の鉄人は
 境 智洋さん「石っておもしろい」
に決定しました。
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「納得!地震波の周期と建物のゆれ」

福岡 孝
(島根県立三瓶自然館)
福岡 孝

 最近、日本だけでなく世界中で大きな地震が起こり、大きな被害が出ています。地震が起こった時の地面のゆれ方は、地震の規模や震源までの距離、地盤の性質などにより異なります。また、建物にも固有のゆれ方があります。地面のゆれ方と建物のゆれ方の関係について考えてみましょう。

1.起きあがりこぼしを大きく振らせるには?

起き上がりこぼし
周期の短い小さい起きあがりこぼし(左)
周期の長い大きな起きあがりこぼし(右)

図のように大小の起きあがりこぼしがあります。載せている振動板をゆらせて、それぞれの起きあがりこぼしを大きく振らせるにはどうしたら良いでしょう?

  • 小さい起きあがりこぼし(左)を大きく振らせるには?
  • 大きな起きあがりこぼし(右)を大きく振らせるには?

2.地震波の周期と建物のゆれかたについてどんなことが言えるでしょう?

  • 一般の住宅の場合
  • 高層ビルの場合

プロフィール

福岡 孝(ふくおか たかし)

地学全般に興味を持っている博物館の学芸員。地元の三瓶火山の地質や埋没林の調査、地学標本や資料の収集に取り組んでいます。なるほどと思わせる地学教材・教具の開発に興味があり、10月のジオカーニバルでは月のクレーターが見えるペットボトル望遠鏡の工作を行いました。

 お問い合わせ:office06@sci−fest.org
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