「科学の鉄人」とは
料理人が腕前を競いあうテレビ番組「料理の鉄人」と同じように、科学実験ショーを参加した子どもたちや大人がその場でショーを評価し、勝ち負けを決めていく過酷なトーナメントが「科学の鉄人」です。
「料理の鉄人」は「アイアン・シェフ」という題名で米国でも放映され、これに注目したサンフランシスコの科学館エクスプロラトリウムが、「アイアン・サイエンス・ティーチャー」として実験ショーを競い合うイベントを発案しました。残念ながら、本家のエクスプロラトリウムでは、いまでは実施されていませんが、日本では2002 年にこのイベントが始まり、今回の開催で8 回目となります。
「科学の鉄人」は、小学生や中学生を対象とする20 〜30 分程度のサイエンスショーです。そのショーの中で、いかに子どもを惹きつけ科学の原理を理解させるかという技量を競いあいます。サイエンスショーのやり方として、一般にはブース形式とステージ形式があります。第2 回は両部門、第3 回はブース部門のみで実施しましたが、第1 回および第4 回以降はステージ部門を実施してきました。そして、会場を訪れた子ども審査員および大人審査員の投票によってその年の「科学の鉄人」が選ばれます。
活動のねらい
科学教育に関する指導技術についての提示と研究協議
概要
- ステージにおける30分以内の実験ショーまたはトークで、いかに子供を引き付け、科学の原理を理解させるかの技量を競います。
- 実演者は小・中・高・大学の教員や博物館・科学館の学芸員、科学教育ボランティアに携わる方などです。
- 実演対象はおもに小学生、中学生とします。
- 会場に訪れた子どもたちと大人参加者(みなさんのこと)の審査により、優秀者を選び、18時より行われますサイエンスアゴラ2009セレモニーにて表彰します。
- 17〜18時まで、午前中に実施される日本科学未来館主催の「語ります!ホットサイエンス」および「科学の鉄人」出演者、観客、大人審査員などがワークショップ形式で、プレゼンテーションについて意見交換します。
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