「みるみる かんじる 空気のちから」
飯島 実
(北海道・NPOなかしべつ伝成館) |
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もっとも身近で大切なものなのに、いつもはうっかり忘れている空気。
地球の表面に薄く広がっている空気の層の底で、空気と地球の重力を感じ、試し、見つめて考える。
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「飛行機はなぜ飛べる?」
土佐 幸子
(米国・ボストン科学博物館) |
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空気より重い飛行機がなぜ空を飛ぶことができるのだろう。紙だって空気より重いはずなのに、ちょっと手を加えただけで悠々と飛ぶ飛行機に変身する。「飛ぶ」ことの秘密を探る。
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「聞こう!光のメッセージ」
市原 義憲
(大阪府・箕面市立東小学校) |
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光通信は、情報を光信号に換えて送受信するが、その光は見ることができたとしてもその中にこめられた情報を見ることはできない。その見えないものを音として聞くことを通して光通信の原理を知る。
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「電磁波を見る」
松本 浩幸
(北海道・三笠市立三笠中央中学校) |
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日常生活に大きく関わっている携帯電話、テレビ、電子レンジ等。これらの
機器を子どもは起用に使いこなす。しかし原理には、無関心である。目で見る
ことができず、原理を理解することが難しい電磁波を目で見せる。
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「おべんとうの中の食べられないもの」
古田 豊
(埼玉県・立教新座中学校・高等学校) |
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食べる人にとってよく見えるものは食欲の対象となる食べ物。よく見えないものはおべんとうの食べ物以外の部分。食べられない部分をゴミにする前に、 おべんとう道具に仕組まれている現象をサイエンスします。
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「様々な形の火山の内部」
境 智洋
(北海道・道立理科教育センター) |
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様々な形の火山の内部。粘りけを変えたマグマに見立てた歯科用印象材を噴出させて火山をつくります。マグマの粘りけの違いで出来上がった成層火山、溶岩ドーム、盾状火山を切断して火山の断面を見せます。
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「銀河のカタチ」
成田 直
(大阪府・豊能町立東能勢小学校) |
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自分はどのようなところに住んでいるのか。誰もが抱くであろう好奇心に「銀河系」という広い視野で応える。自らの手で銀河系を描き、夜空を見上げるだけでは見えてこないそのカタチを見る。
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「人間の人間らしさ・直立二足歩行」
生源寺孝浩
(岐阜県・岐阜大学大学院地域科学研究科) |
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人間は二本足で立って歩きます。それを直立二足歩行と呼んでいます。人間はそのために都合のよい面と不都合な面とを持っています。どんなところにそれらは隠れているでしょうか。そこから人間らしさが見えてきます。
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「植物の進化の証~エンドウとキュウリから考えよう」
青野 裕幸
(北海道・千歳市立駒里中学校) |
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種子植物は、花を咲かせ実を作ってその中で種子を成長させます。人は果実を色々な形で利用しています。見た目が全く違ういろいろな果物や野菜にも、実は進化してきた証として様々な共通点が見つかるのです。
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「いろいろな動物の消化管をさわってみよう!見てみよう!
(哺乳類の消化管のシリコーンレプリカで、消化管の一般性と多様性をみる。)」
三上 周治
(大阪府・東大阪市立長瀬西小学校) |
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最も身近である内なる自然、それは自分の身体である。しかし、自らの身体は覗くことはできない。以前は解剖学習があったが、今は魚の解剖すらない。そこで、レプリカという形でぜみ見せてあげたい。 |